第1日目:天水へ
旅は、天水への到着から始まります。西安または蘭州の空港に着いたら、そのまま高鉄に乗り換えて天水へ。高鉄の窓の外を眺めながら、中国の広大な大地を眺めることができます。天水南駅に到着後、日本語ガイドがお迎えにあがります。


最初の目的地は、中国最大の伏羲廟です。伏羲は中国神話の始祖で、八卦の創始者とされています。この廟は明代に建てられ、鮮やかな色彩の屋根と精緻な彫刻が目を引きます。境内を散策しながら、伏羲の功績を讃える碑文や古木を眺めることができます。また、廟の周辺には天水の名物、手打ち麺や地元料理を味わうことができます。


その後は、天水博物館を訪れましょう。ここには、先史時代から近代までの幅広い文物が展示されており、特に秦、漢、隋、唐の文物が豊富です。伏羲文化に関する貴重な資料や、麦積山石窟と関連する仏教芸術品も見逃せません。静かな館内で、古代の文化に浸ることができます。
夕方には、天水古城を散策。当地のグルメ、天水麻辣烫(自費)を味わいながら、古城の夜景を楽しみましょう。
第2日目:麦積山と天水の名所巡り

朝食後、専用車で麦積山石窟へ向かいます。麦積山石窟は、中国四大石窟の一つで、その精緻な泥塑像と壁画が有名です。この石窟は後秦時代に始まり、10以上の王朝にわたって1600年以上の間に開削と修復が行われました。

現在、221の洞窟や神龕が存在し、3938の造像が展示されています。洞窟を訪れながら、古代の芸術と宗教の世界を体感することができます。

現在、221の洞窟や神龕が存在し、3938の造像が展示されています。洞窟を訪れながら、古代の芸術と宗教の世界を体感することができます。
午後には、浄土寺を訪れましょう。この寺院は北宋時代に創建され、周囲の自然と調和しながら、まるで時を忘れたかのような厳かな雰囲気を漂わせています。寺内に保存されている彩色仏像や壁画は、当時の仏教文化の繁栄を今に伝えます。
最後に、天水市内で唯一の江南スタイルの四合院づくりの古民居の建築群である胡氏古民居を訪れましょう。ここでは、江南の伝統的な建築様式を楽しむことができます。
夕方には、光明巷夜市を散策。天水の味を体験しながら、地元の雰囲気を味わいましょう。
第3日目:天水の歴史を巡る

朝食後、杜甫ゆかりの南郭寺を訪れましょう。この寺は隋唐時代に建てられ、宋代には「妙勝院」と呼ばれ、清代には「護国禅林院」という名前が下賜されました。境内には、古い柏の木や北泉の流れ、王羲之の字や杜甫の詩が刻まれた「二妙軒碑」があります。
その後は、前漢の名将、李広将軍のお墓である李広墓を参拝。李広は「飛将軍」との異名を持ち、その勇猛さと民に寄り添う人柄で広く尊敬されてきました。墓地は緑豊かな丘陵地に静かに佇み、英雄の眠りを守り続けています。
最後に、元の時代に創建した高台に道教建築である玉泉観を訪れましょう。玉泉観は山に抱かれ、静寂と荘厳が漂う神聖な空間です。境内には道教の神々を祀る殿堂が並び、特に三清殿や真武殿は見応えがあります。
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