
2026 年 7 月 25 日、韓国釜山で開かれたユネスコ世界遺産委員会にて、中国江西省の「景徳鎮手工磁業遺存」が世界遺産リストに正式登録されました。これで中国の世界遺産は 61 件となり、世界で初めて磁器産業をテーマにした遺跡が誕生しました。
景徳鎮は 10~19 世紀にかけて世界の磁器生産中心地として栄えました。今回登録された遺跡群は、皇室用磁器を焼いた御窯跡、古い民間窯跡、磁器の原料採掘場、燃料の山林、当時の運輸施設など全 45 カ所から構成され、磁器作りの一連の工程を一箇所で見学できる点が大きな特徴です。
ユネスコ側は、景徳鎮の磁器技術や青花磁器が長年世界に広まり、東西の文化交流に大きな役割を果たした点を高く評価し、4 つの世界遺産基準にすべて適合すると認定しました。
長年の保護活動と 11 年間にわたる申請作業を経て今回の登録が実現しました。中国政府は登録を保護の終点ではなく新たな出発点と考え、今後も遺跡保全と観光振興を両立させる方針です。
旅行で訪れた際は、御窯博物院やカオリン土採掘跡、湖田古窯跡などを巡り、千年続く手作り磁器の歴史に触れたり、現地の窯元で絵付け体験を楽しんだりできます。昔、日本の有田焼にも影響を与えた景徳鎮の磁器文化を、ぜひ現地で体感してみてください。
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旅情中国:世界遺産登録!千年磁器の都・景徳鎮手工磁業遺存、中国 61 件目の世界遺産
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